デジタルオーディオについて思うこと
2022-06-17


デジタルオーディオは、データの作りやすさ、CDなどへの収録のためデータ量を抑えることを主眼に置き、音質は後回しになっているように思う。

PCM
サンプリングしたデータを2のビット乗の整数にして、2進化するだけなので非常に簡単にエンコードできる
信号の変化さえわかればよいのに、常に信号の絶対値を使うのはデータ容量のムダ
データだけで信号波形を再現しようとすると、信号周波数の10倍以上の周波数が必要
今は、時間分解能が足りないデータからSinc補間などでデータを補間して、元の信号を推定して使っている

DSD
精度はともかく、RC+スイッチ+フリップフロップ+クロックで作れる
信号の絶対値を使う(パルス密:電圧高い、パルス粗:電圧低い)ので、データ容量のムダ
フォルティシモで有効な分解能が下がると思われる
いつでも強烈なスィチングノイズをばらまく方法(聞こえないがアンプにはノイズが入っていると思われる)

良いと思われる方法
ロボットの関節角度の検出に使われるインクリメンタル方式のエンコーダーの方法を応用する(現在、オーディオ用にはない)
2bit信号(変動があるか、変動方向・・・+/−)
データ量は減り、PCMのサンプリング時間の問題から解放される。
データを積分するときれいな折れ線波形が得られ、DSDのノイズの問題もないと考えられる。
実現されれば、音質とデータ量の両立ができそうです。

説明資料
[URL]

歴史(1960年頃に開発された)
[URL]
[Audio]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット